AI漫画Studio — ComfyUI ローカル画像生成 セットアップ
最終更新 2026-09-19 / 対象 Windows・NVIDIA GPU 搭載PC
はじめに
通常のクラウドAI(Gemini)のかわりに、お手持ちのPCのGPUで画像を生成できます。
- クラウドAPIの利用制限を気にせず生成できる(電気代だけ)
- 画像データがインターネットに出ない
- Flux 2.0 モデルによる高精細な画質
必要な環境
| 何 | 条件 |
|---|---|
| OS | Windows 10 / 11 |
| GPU | NVIDIA製・VRAM 24GB以上を推奨。※AMD GPU は非対応 |
| メモリ(RAM) | 64GB以上を推奨 |
| ストレージ | 約50GBの空き(下記) |
| ComfyUI の版 | v0.3.72 以降(下記) |
⚠️ VRAM 12GB 級では実用になりません。 RTX 4070(VRAM 12GB)/RAM 30GB で実際に測ったところ、1024×768・20ステップの1コマに 1ステップあたり 78〜143秒=合計30分以上かかりました。このとき GPU の使用率はほぼ0%で、 モデルの重みをディスクから読み続けている状態です(VRAM にもRAMにも載り切っていない)。 ここに書いた
flux2-dev-fp8は 30GB あります。VRAM と RAM の合計がそれを下回ると、 待ち時間が桁で変わります。⚠️ 空き容量にご注意ください。 手順2で落とすモデルが合計で約50GBあります(33.0+16.8+0.3 GB)。 ComfyUI 本体(約4GB)と合わせて 55GB以上の空きを見ておいてください。
⚠️ ComfyUI は v0.3.72 以降を使ってください。 AI漫画Studio のワークフローは
Flux2SchedulerEmptyFlux2LatentImageFluxGuidanceReferenceLatentの4つのノードを使います。これらはComfyUI 本体に入っています(追加のインストールは要りません)。 ただしFlux2Schedulerが入ったのは v0.3.72(2025-11-25 の Flux 2 対応)からで、 v0.3.71 以前にはありません(両方のタグの中身を実際に確かめた結果です)。 それより古い ComfyUI をお使いの場合は、ComfyUI を更新してください。
AIエージェントに任せる(Claude Code・Cursor・Codex など)
下の枠をコピーして、このPCでコマンドを実行できるAIエージェントのチャットに貼ってください。手順1〜5をエージェントが進めます。 お客様の手が要るのは3つです=ライセンスへの同意/約50GBのダウンロードを待つ/AI漫画Studio の「AIエージェント連携」をONにする。
AI漫画Studio 用に ComfyUI をセットアップして。
---以下はAIエージェントへの指示です---
このPC(Windows・NVIDIA GPU)に ComfyUI と Flux 2 のモデル3本を用意し、AI漫画Studio の画像生成をこのPCで動かせるようにしてください。数字と置き場所の正本は https://ai-manga-s.com/studio/downloads/comfyui-setup-guide.html です。
手順:
1. 環境を測る。nvidia-smi で GPU 名と VRAM、RAM の合計、展開先ドライブの空き容量を調べる。必要な環境は VRAM 24GB 以上・RAM 64GB 以上・空き 55GB 以上。1つでも下回ったら、この数字と実測を並べてユーザーに「続けますか」と聞き、返事が来るまで止まる(勝手に進めない・勝手にやめない)。
2. ユーザーに FLUX.2 [dev] Non-Commercial License への同意を確認する(条文 https://huggingface.co/black-forest-labs/FLUX.2-dev/blob/main/LICENSE.md )。同意するのはユーザー本人。「同意する」という返事が来るまで止まり、手順3以降(ComfyUI とモデルのダウンロード)へ進まない。
3. ComfyUI を用意する。既に使っている ComfyUI(C:\ComfyUI_windows_portable、または StabilityMatrix で入れたもの)があれば、新しく入れずにそれを使う。無ければ、7-Zip が無いときだけ winget install 7zip.7zip で入れ、https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI/releases/latest/download/ComfyUI_windows_portable_nvidia.7z (約1.9GB)を C:\ に落として展開する。版は ComfyUI\comfyui_version.py の __version__ で確かめ、v0.3.72 以降でなければ更新する(版は区切りごとに数として比べる)。
4. モデル3本を、途中から再開できる形(curl -L -C - -o <保存先> <URL>)で落とす。
- https://huggingface.co/Comfy-Org/flux2-dev/resolve/main/split_files/diffusion_models/flux2_dev_fp8mixed.safetensors → ComfyUI\models\diffusion_models\flux2_dev_fp8mixed.safetensors
- https://huggingface.co/Comfy-Org/flux2-dev/resolve/main/split_files/text_encoders/mistral_3_small_flux2_fp8.safetensors → ComfyUI\models\text_encoders\mistral_3_small_flux2_fp8.safetensors
- https://huggingface.co/Comfy-Org/flux2-dev/resolve/main/split_files/vae/flux2-vae.safetensors → ComfyUI\models\vae\flux2-vae.safetensors
落とした後、各ファイルのバイト数が curl -sIL <URL> の最後の応答の Content-Length と一致するかを確かめ、一致しなければ落とし直す。高速化 LoRA(任意)はユーザーが頼んだときだけ落とす。
5. ComfyUI_windows_portable の run_nvidia_gpu.bat で、python で始まる行の末尾に「 --enable-cors-header https://ai-manga-s.com」を足す。既にあれば足さない。その行の他の文字と、他の行は変えない。StabilityMatrix なら ComfyUI の起動オプションに同じ --enable-cors-header https://ai-manga-s.com を足す。
6. run_nvidia_gpu.bat を別の窓で起動し、http://127.0.0.1:8188/system_stats が応答するまで待つ(最大5分)。ユーザーに「黒い窓は閉じないでください。閉じると ComfyUI が止まります」と伝える。
7. AI漫画Studio の MCP サーバー(ai-manga-studio)に繋がっていれば、set_comfyui_host で 127.0.0.1:8188 → test_comfyui_connection → check_comfyui_environment(nodes.allInstalled と files.allMatched が両方 true になるまで、足りないものを直して撃ち直す)→ set_comfyui_workflow に kind: "flux2" を渡す(ワークフローの既定は Qwen なので必ず渡す)→ set_image_engine で comfyui にするのは、ユーザーに「作画エンジンを ComfyUI(ローカル)へ切り替えてよいか」を聞いて、よいと言われてから。繋がっていなければ、ユーザーに次を案内する=AI漫画Studio の「設定」→「画像生成エンジン」→「接続先URL」に 127.0.0.1:8188 →「テスト」→「ワークフロー」で Flux2ワークフロー →「モデル選択」で flux2_dev_fp8mixed → エンジンを「ComfyUI(ローカル)」に切り替える。
8. 最後にユーザーへ1行ずつ報告する=GPU(名前と VRAM)/置いた3本のファイル名とバイト数/8188 の応答/環境診断の結果。
やらないこと:
- AMD 版・CPU 版の ComfyUI を選ばない(NVIDIA 版だけ)。
- ライセンスへの同意をユーザーの代わりにしない。
- run_nvidia_gpu.bat の他の行を触らない。
- StabilityMatrix を勝手に入れない。
- AI漫画Studio の設定を、ユーザーに聞かずに変えない。
手順1: ComfyUI を用意する
方法A(かんたん): ポータブル版
- https://github.com/comfyanonymous/ComfyUI/releases を開く
ComfyUI_windows_portable_nvidia.7zをダウンロード (「intel」「amd」「cpu」と付いたものは選ばないでください)- 右クリック →「すべて展開」。展開先は Cドライブ直下(
C:\) がおすすめです (.7zが開けないときは無料ソフト「7-Zip」を入れてから) ComfyUI_windows_portableというフォルダができます。このフォルダは動かさないでください
方法B: StabilityMatrix(ランチャーで管理したい人向け)
- https://lykos.ai/ から StabilityMatrix を入れる
- 「パッケージを追加」→「ComfyUI」
手順2: モデルファイルを落として置く
画像を作るための本体(モデル)を3つ、Hugging Face から自分で落としてください。 配布元は ComfyUI の公式チーム(Comfy-Org)です。
入手先: https://huggingface.co/Comfy-Org/flux2-dev/tree/main/split_files
| # | 何 | 公式のファイル名 | 大きさ | 置き場所 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 画像モデル | flux2_dev_fp8mixed.safetensors |
33.0 GB | models/diffusion_models/ |
| 2 | テキストエンコーダ | mistral_3_small_flux2_fp8.safetensors |
16.8 GB | models/text_encoders/ |
| 3 | VAE(画像デコーダ) | flux2-vae.safetensors |
0.3 GB | models/vae/ |
| 任意 | 高速化 LoRA | Flux_2-Turbo-LoRA_comfyui.safetensors |
2.6 GB | models/loras/ |
置き場所は、手順1で展開した ComfyUI の中です。
ComfyUI_windows_portable
└ ComfyUI
└ models
├ diffusion_models/ ← 1
├ text_encoders/ ← 2
├ vae/ ← 3
└ loras/ ← 任意
⚠️ 合計で約50GBあります。 回線と空き容量をご確認ください。 ⚠️ このモデルのライセンス(FLUX.2 [dev] Non-Commercial License)に同意するのはお客様ご本人です。 Hugging Face のページに条文があります。
StabilityMatrix をお使いなら
modelsの場所が変わることがあります。 設定画面の「モデルフォルダを開く」で確認してください。
手順3: ComfyUI を起動する(CORS の許可がひとつ要ります)
AI漫画Studio はブラウザの中から、お手元の ComfyUI へ直接つなぎます。 そのため ComfyUI 側に「このサイトからの接続を受ける」設定がひとつ要ります。
ポータブル版の場合
ComfyUI_windows_portable の中の run_nvidia_gpu.bat を右クリック →「編集」。
python で始まる行の末尾に、次を足して保存します(他の文字は消さないでください)。
--enable-cors-header https://ai-manga-s.com
そのあと run_nvidia_gpu(歯車のアイコン・Windowsバッチファイル)をダブルクリック。
黒い画面が出て、最後に http://127.0.0.1:8188 と表示されたら起動完了です。
この黒い画面は閉じないでください。 閉じると ComfyUI が止まります。 AI漫画Studio を使うときは、毎回これを先に起動します。
StabilityMatrix の場合
ComfyUI の「起動オプション」に同じ --enable-cors-header https://ai-manga-s.com を足してから起動します。
手順4: AI漫画Studio 側の設定
- AI漫画Studio を開く →「設定」
- 「画像生成エンジン」
- 「接続先URL」に
127.0.0.1:8188 - 「テスト」を押す →「接続に成功しました」が出ればつながっています
- 「ワークフロー」で
Flux2ワークフローを選ぶ(既定はQwenワークフロー。Flux2ワークフローは手順2のモデルを使います) - 自分の ComfyUI のワークフロー(SDXL など)で描くときだけ
自作ワークフロー(JSON)を選び、「プロンプトの形」を短い英語のタグ(既定)か自然な文章から選ぶ → くわしくは使い方ガイド「ComfyUIで自分のワークフローを使う」(https://ai-manga-s.com/manual/?lang=ja#scr-settings) - 「モデル選択」で
flux2_dev_fp8mixedを選ぶ - エンジンを「ComfyUI(ローカル)」に切り替える
⚠️ 8を忘れると、接続テストに成功していても絵は Gemini(クラウド)で作られます。 「つながったのにローカルで生成されない」はほぼこれです。
手順5: 動かしてみる
- 作品を開いてコマを生成する
- ComfyUI の黒い画面(StabilityMatrix ならログ)に処理が流れれば成功です
Flux 2.0 は高品質なぶん時間がかかります。キャラシート(四面図)は4回生成するので、1コマの4倍かかります。
困ったとき
まず「環境診断」を押す
設定 →「画像生成エンジン」→「環境をチェック」。 接続・モデルファイル・ノードの過不足が ✅ / ❌ で出ます。ここを見れば足りないものが分かります。
ノードが ❌ と出る(Flux2Scheduler など)
ComfyUI が古いということです。v0.3.72 以降に更新してください。 これらは本体に入っているノードなので、カスタムノードを別途インストールする必要はありません。
- ポータブル版=新しい
ComfyUI_windows_portable_nvidia.7zを落として入れ替え(modelsは移し替えてください) - StabilityMatrix=パッケージの「更新」
「接続に成功しました」が出ない
| 出た文言 | 意味と次の手 |
|---|---|
| ComfyUIが起動していません | 黒い画面(run_nvidia_gpu)が動いているか確認。起動直後は少し待つ |
| ComfyUI側でCORSの許可が必要です | 手順3の --enable-cors-header が入っているか。足したあとComfyUIを再起動 |
| このアドレスは… | 接続先が 127.0.0.1:8188 か確認。別のPCの ComfyUI には https で公開したアドレスが要ります |
| 応答がありません | ファイアウォールがポート8188を塞いでいないか |
モデルが選択肢に出ない
- 置き場所が合っているか(手順2)
- ファイル名が正確か(
.safetensorsまで) - 置いたあと ComfyUI を再起動したか
メモリ不足(OOM)と出る
- GPUを使う他のアプリ(ゲーム・動画編集)を閉じる
- ComfyUI を一度再起動する
- VRAM と RAM の合計が足りないと落ちます
困ったら聞いてください
AI漫画Studio の中のAIアシスタント(リルム)に「ComfyUIの設定を手伝って」と話しかけてください。
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